シ:んんーっと、オードヴィー様の提案って結構役立ちますわね。
今度開発する武器のコストも削減できそうですわ。
それより、グラニテと以下略の行動をまた調べないといけませんわね。




シ:…大きな動きはなし、当然ですわね。
エンジェルガードが邪魔すぎてどうしようもありませんわ。
とりあえず、少し暇ですし人間界のインターネットに戯れましょうか。
そういえば、掲示板で魔女チャットってものに話題が上がってましたけど、
こんなのただの遊びにすきないと思いますわね。
まぁ、騙されたと思って…


ピッ

ようこそ魔女チャットへ!



ポ:んっと、今日もお客……って、おい!
シ:あらまぁ、本当に魔女とつながってしまいましたわ。
ポ:その言い口…普通に天使かよ。
シ:普通に天使ですわ、あなたこそ普通に魔女でございましょ?
ポ:プ、普通に魔女だよ。
それにしてもわざわざ天界から人間界にアクセスしてるなんて相当暇なんだね。

シ:戯れているだけでございますのよ、のちの魔女捕獲のために。
ポ:捕獲…やな予感しかしないや。
シ:フフフ、あなたも人間界におられますわね?
ポ:人間界のサーバー借りてるだけだよ。
シ:…ほう。(まさか人間界を介して魔女界を望めるとは思いませんでしたわ…。)
でも、なぜわたくしにやすやすとアクセス経由教えているのかしら。

ポ:なんとなくわかってるよ、あんた切れ者じゃないかなって。
黙ってても無駄だから。

シ:なかなかの判断力、感服しますわ。
ポ:嫌味にしか聞こえないけど。
シ:どうかしらね。



シ:それにしても、あなたの部屋にはいろいろと見慣れた機械が
あるわけですけど…。

ポ:ん、あれか。
シ:まさか、あなた天界に行ったことおありですわね?
ポ:それはどうでしょー、否定はしないけどね。
シ:度々目撃情報とかありましたが、あなたでしたのね
ポ:ポンヌだけとは限らないじゃない!!
シ:…(そういえば交換留学生…いましたわね…)
ポ:用ないならさぁ、もういいでしょ、こっちから切っちゃうよ。
あ、あと、ルイスとおっさんによろしく言っといて。

シ:ちょ、まちなさ…ふっ、一方的に切られてしまいましたわ。
でも…、ルイス…ルイス=シラー様ですわよね、
それと、おっさん…まさかとは思いますがあのポンヌという魔女オードヴィー様にも
コンタクトとったことがあるというのかしら…それにしてもなぜ名前を。
でも、逆に謎が解明できたら魔女界に踏み込めるチャンスが
おとずれるかもしれませんわね。


コ:シードル、シードルー!
え、あ、ちょっとめくらないでって、身動き取れないです…痛っ。

シ:…バカですわね。